熊野しろいし
熊野しろいし
熊野と云う地名は古く、隈の地形には神が宿ると言われることから熊野の地名が生まれました。
その熊野には、日本書紀にも記されている超一級の聖地で、日本最古の神社『花の窟』があります。
『花の窟』は、天照大神をはじめ多くの神々を産んだ伊弉冉尊(イザナミノミコト)とその子、
軻遇突智王子(カグツチノオオジ)を祀った聖地であり、御神体は高さ45mもある巨大な岩であり、
その神前には「熊野しろいし」が敷き詰められています。
世界遺産でもあり、吉野熊野国立公園の中にある七里御浜に点在する「熊野しろいし」は、
神宿る白石として三千社を越す熊野神社や、熊野三山を始め伊勢神宮などの神前に敷かれている
神石であります。
私達一族には、この神宿る白石を昔から手拾いと云う原始的な方法で採取を許されております。
世界遺産であり吉野熊野国立公園に指定されている希有の「熊野しろいし」には、
魂を揺さぶられる感動を実感される事と思います。